皆さん就活準備進んでいますか?21卒学生ライターのたけろーです。
今回も最近就活を終えた身だからこそ語れる、就活お役立ち情報を発信していきたいと思います!

2020年は色々大変な状況が続き、いつもに増してあっという間に年末がやってきたように感じます。年末年始の説明会がない採用休息期間中にやっておきたいことが「自己分析」です!
もう自己分析やったよという人も、その内容で完璧ですか?今回は自己分析法やポイントについて内定者目線で書いていこうと思います!

自己分析をする意味の再確認

さて、まずは自己分析をする意味を再確認しましょう。
自己分析は読んで字の如く「自己」を「分析」することではありますが、私は行う意味は2つあると思っています。

【自分を知るため】
自分がどんな人間で、どんなことにやりがいを感じ、どんなことに向いているのか。
自分のことは自分が良く知っているからこそ、改めて分析し、「仕事」という人生の大部分を占めるものを充実させていくことができるのです。

【自分を知ってもらうため】
大抵の場合、選考を受ける企業や面接官の人とは「はじめまして」の状態、過去のあなたを知らない状態からスタートです。
つまり、選考での「あなた」は
ESや履歴書に書いた内容・面接で話した内容
で構成されていくことになります。
そのため自分自身を言語化して表現し、相手に伝えるためにも分析を行うことはとても重要になっていくのです。

覚えておきたい!3つの大前提

自己分析を行う意味を再確認したところで、次に方法を紹介したいところなのですが・・・
まず、自己分析をするにあたって覚えておいて欲しい3つの大前提があります!

「業界・企業」側に寄せて考えるのはNG!!!

仕事は
「自分」ができること・「自分」がやりたいこと・「企業」に求められていることが重なる部分の仕事を選ぶべきであるとよく言われています。(下図:左側)
その中でも上二つの項目を考えるために自己分析を行っていきます。
しかし、業界研究や企業研究が進んでいくと「業界の向き不向き」や「求める人物像」の情報から、「企業」から求められている人物像に自分を変形して考える人が多くなります。(下図:右側)

しかし、それは本質的な「自己分析」でしょうか?
面接などでアピールする際にはそのような考えは必要かもしれませんが、自己分析段階ではそのような考えはいりません。
純粋に「自己」を「分析」し、左側のバランスが取れた状態にすることがとても重要です。

考えるときは「キーワード」と「エピソード」をセットで考える。

例えば、
「チャレンジ精神」という長所に対し、「私はチャレンジ精神を持っています。」
と言うよりも、
「私はゼミナール活動で今までにしたことがないような研究をするチャレンジ精神を持っています」
と言った方が説得力は増しますよね?
この様に、自己分析段階で必ず「キーワード」と「エピソード」を一緒に考えることで、信頼性の高い情報となり、面接でも使いやすくなります。

一人で進めようとしすぎない

自己分析は自分を良く知っている自分がやっているからこそ、分析に「ほころび」の部分が出ることが多いです。実際、私も面接官に聞かれて、「ここの場面に対して分析できていなかったな・・・」と思わされたことが多くありました。
そこで、家族・友達など他人から「この時どうだったの?」など質問して深堀してもらうことはとても大事なことであると思います。
現状として、コロナ禍で人と会えるタイミングも減ってしまいましたが、リモートなどで協力し合えるといいですね!

内定者の自己分析法を大公開!

さあ、2章の大前提を踏まえて、いよいよ私が行っていた自己分析法を大公開!
自己分析は時間軸として「過去・現在」と「未来」の2パートで考えていくのが、いいと思っています。

過去・現在編

過去・現在では「自分がどのような人物であるのか」を考えていくパートです。
考える具体的な内容としては
・どのような性格(長所短所など)であるのか
・どのようなことに一生懸命になれるのか
・どのようなことに喜びややりがいを感じるのか
などなど。
それらを言語化して表現するために、私が実践していた3つの方法を紹介していきましょう!

[I]キーワード抽出法

この方法は
「キーワード」から「エピソード」を導き出す自己分析
になります。

自分の長所短所含めた自分の特徴を列挙したあと、それが活かされたエピソードを上乗せしていきましょう。
【筆者の場合】
特徴:負けず嫌い、几帳面、優柔不断、・・・・・
⇒負けず嫌いエピソード
ビッグバンドサークル(音楽系)で2年生の時にレギュラーになれなかったが、悔しくて練習を重ねることによって、3年生ではレギュラーとなり全国大会に出場した

この分析法では自分自身が思う特徴をエピソードとともに説得力を持って話せるようになります。(逆にエピソードがないと自分の思い違いだった、と気づけることもありますよ。)

[II]時系列抽出法

この方法は1と真逆で
「エピソード」から「キーワード」を導き出す自己分析
になります。
以下のグラフをご覧ください。

これは幼少期から現在までの人生の満足度の上下を折れ線グラフで書いて、山や谷になっている部分や転換期に何があったかを詳しく記載していく分析法です。
過去のエピソードを振り返ることによって、自分がやりがいを感じる共通項であったり、力を発揮してきた自分の長所を発掘することができたりします。
実はこのグラフを使う方法、選考のESの一部として提出が求められることもあるので、
「自己分析」兼「ES対策」になったりもしますよ。

[III]他己分析法

3つ目はある意味1と2のハイブリット型で、
「他人」から「キーワード」や「エピソード」を導き出してもらう
分析法です。

自分のことを良く知っている家族・友達・先生など、他人の方が意外とあなたのことを知っていたり、教えてもらう=言語化してもらえたりします。
また、「自分では気づいていなかったけれども意外とこう見られていたんだ」という発見にも!
(ちなみに私は自分では良かれと思ってやっていたことが欠点として挙げられて反省したりも・・・)

「現在の自分」はやはり過去の積み重ねであるからこそ、過去の出来事の振り返りや特徴探しは大事になってくるので、多方面から自己分析を行うことが大事になります。
続いて、これを踏まえて未来を考えていきましょう!

未来編

過去から自分の人物像がわかると、
・自分はどのような仕事に就けばやりがいを感じられるのか
・どのような職場が自信の力を最大限発揮できるのか
・どのような社会を目指していきたいのか
など自然と未来の自分の姿や理想が見えてくるはずです。

ここで重要なのが、2章でも言ったように「業界・企業側に寄せないこと」です。
もう一度画像を載せましょう。

左側に近づくからこそ、「就活の軸」と呼ばれるものも固まってくるので、自己分析での「未来」を考える際は特に気を付けておくようにしましょう。

終わりはない!?早めの自己分析でライバルと差をつけよう!

皆さん、記事を読んでみていかがだったでしょうか?
ここに載せてあるのは一般的にもやられている手法ではあるので、企業側も「この項目はしっかりと自己分析しているだろうな」と思って質問してくる部分でもあるので、漏れなく行えるといいと思います。

私も就活を通して、自己分析はやればやるほど深堀できるものであると感じていました。実際、就活初期に書いたESと最後に書いたESとでは書いてある内容の密度が全然違うことに驚いたほどです。

つまり自己分析をするにあたって大切なのは、
「できるだけ深くまで自分のことを分析して言葉で表現できるようにする」
ということ。
約22年分の振り返りをしつつ、言語化しないといけないという面において、自己分析にはとても時間がかかるし、外からの影響を受けます。しかし、時間をかけ、純粋な自己分析をすることで、最終的に自分が満足できる就活を有利に行っていくことができるのです!。

年末年始の今のタイミングから徐々に自分のことを見つめ直す「自己分析」を行っていきましょう!

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